架空のロボットが登場するアニメーション(ロボットアニメ)は、いまや日本の大衆文化の一角を占めています。他の国のアニメーションには見られない、独自の進化と広がりを見せてきたそのデザインの変遷には、空想上の荒唐無稽なロボットという存在に映像的な「リアリティ」を与えるためのデザイン上、設定上の創意工夫が凝らされ、ファンを魅了してきました。本展では、『鉄人28号』(1963年)から近年のロボットアニメにおけるロボットのデザインと映像表現の歴史を、それらの「リアリティ」形成において重要な役割を果たした設定上の「メカニズム」と「大きさ」を軸に検証していきます。その上で、「巨大ロボットとは何か」を観客の皆さんとともに考えていきたいと思います。
- 日程
- 2024年7月6日(土)~9月1日(日)
10:00~18:00(受付終了17:30)※金曜日は~19:30(受付終了19:00)
- 料金
- 1,800円
- 場所
- 京都文化博物館4階・3階展示室
- 電話
- 075-222-0888
- 休館日
- 月曜日(祝日の場合は開館)、8月13日(火)